気が付いたら爪にでこぼこができていることはありませんか?
一度気になってしまうと心配になってきますよね。
また、ネイルアートやジェルネイルを楽しむ方にとっては、でこぼこの爪はとても困りますよね。
せっかくきれいに仕上げようと思っても、でこぼこが目立ってしまいます。
ここでは、この爪のでこぼこの症状について考えていきたいと思います。
爪のでこぼこの症状とは?
爪のでこぼこに悩んでいる方は多いと思います。
この爪に横線のでこぼこができる症状は、「爪甲横溝(そうこうおうこう)」と言います。
字の通り、爪の甲に横の溝ができている状態のことです。
何本かの横線が入っている状態と、一本の線が真ん中に入ってへこんでいる状態があります。
ストレスや疲れ、偏った食生活などが主な原因です。
また、病気のサインが隠れていることもあり、その場合は特定の指に横線が現れることが多いです。
また、爪に小さな穴があいてボコボコしている症状もあります。
この症状は、「爪甲点状陥凹(そうこうてんじょうかんおう)」と言います。
爪の甲に点状の小さな穴が出る状態のことです。
爪の全体にボコボコと穴がある状態と、一部だけにポツンと穴ができている状態があります。この爪甲点状陥凹の症状は、円形脱毛症と関係があるとされています。
もし爪にボコボコが見られた時には、頭髪のチェックをしてみると良いでしょう。
爪にでこぼこができるのはなぜ?
爪のでこぼこやボコボコ、へこみはどうしてできるのでしょうか。
これらの爪の症状は、爪が生えてきてから生じるのではありません。
でこぼこの状態の爪が生えてきているのです。
これは爪を作る工場である爪母基という部分に関係しています。
爪母基は、爪の付け根部分にあり、血液、神経、リンパ管が通っています。
ここで、表皮が作られて、新しい爪をどんどん押し出して、爪が伸びていく仕組みになっています。
爪母基が健康な状態であれば、健康な爪がどんどん生えていきます。
しかし、爪母基にトラブルが起きてしまうと、正常に表皮が作られない状況になり、正常な爪が生えてこないのです。
でこぼこやボコボコの爪が生えてきてしまうのです。
この爪母基のトラブルとは2通りあります。
1つは、爪の根元部分にある爪母基をぶつけたり、挟んだりしてダメージを与えてしまったケースです。甘皮ケアで傷つけてしまうことも原因になります。
もう1つは、偏った食生活により、爪の栄養分が爪母基に行き渡らなかったケースです。
このように、爪のでこぼこ、ボコボコ、へこみは、爪の成長が阻害されたことにより、一時的に引き起こされているのです。
以上、爪に現れるでこぼこ、ボコボコ、へこみの症状についてご紹介してきました。
これらの爪のトラブルは、「爪甲横溝」「爪甲点状陥凹」と呼ばれている症状です。
爪の成長が阻害されて生じることが多いので、一時的なケースが多いです。
しかし、なかなか治らない、症状がひどくなる場合には、他の病気の可能性も出てきます。
総合病院を受診して、体のどの部分に不調があるのか追求すると良いでしょう。
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